本年も小山の夏の風物詩であります、おやまサマーフェスティバル２０１５の開催にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。

　小山市は、世界を舞台に活躍する競泳の萩野公介選手、柔道の海老沼匡選手をはじめとする優れた「人」、2012年、世界のラムサール条約湿地に登録された渡良瀬遊水地をはじめとする「水と緑と大地」の豊かな「自然」、2010年、世界のユネスコ無形文化遺産に登録された本場結城紬をはじめとする古い「文化」と「歴史」を有し、特に1600年７月25日、戦国の乱世に終止符を打ち泰平の世、徳川幕府三百年を決定付けたといわれる、天下分け目の軍議「小山評定」が開かれた「開運のまち」です。家康公が亡くなり、日光に祀られると、小山市「乙女河岸」が日光東照宮造営資材の陸揚げ河岸となり、歴代の徳川将軍の日光社参に際しては、小山に設営された「小山御殿」が、将軍の休憩、宿泊所となるなど、小山市は家康公をはじめ、徳川将軍家と歴史的に深い関わりのあるまちです。

　家康公の四百回忌にあたる本年、おやまサマーフェスティバル2015の開催初日が、丁度「小山評定」415年に当たることから、静岡県静岡市や栃木県日光市など家康公にゆかりの深い地域と連携して、家康公や徳川将軍が刻んだ歴史を偲び「開運のまちおやま」の魅力を全国にアピールするため、今年のおやまサマーフェスティバル2015は、「徳川家康公四百年記念事業」の一つとして開催致します。

　さて、「小山の花火大会」は、小山市制施行前の昭和25年より小山の皆様に支えられ引き継いで来た最も歴史と伝統のあるイベントの一つです。これも偏に、市民の皆様の「郷土小山」に対する愛情と、毎年小山の花火を心待ちにしている多くの方々、そして本大会の企画運営をしていただいております実行委員各位のご尽力の賜物と心から厚く御礼申し上げます。
　オープニングカーニバルでは、よさこいおやま・アマチュアバンド・灯の舞とおはやしのパレード・おやまブランドをはじめとする各種出店ブースなど、市民参加型のイベントが企画され、多くの方にお楽しみいただける内容となっております。 花火大会では、小山市の母なる川であり、シンボル｢思川｣を会場に、華やかなスターマインを始め特大仕掛花火、そして市民の願いをこめる「市民花火」など、様々な花火が夜空を彩ります。これら２万発を超える規模の迫力ある花火を間近で体感できるのも小山の花火の特徴であり、必ずや多くの観覧者を魅了するものと確信しております。
是非、おやまサマーフェスティバル２０１５を心ゆくまでお楽しみいただきたいと思います。

　結びに、本フェスティバルの開催にあたり、ご協力ご協賛いただきました多くの方々に対し、心より厚く御礼申し上げ、ごあいさつといたします。

　おやまサマーフェスティバル2015実行委員会会長（小山市長）　大久保　寿夫

名　　称　：

徳川家康公四百年記念事業『おやまサマーフェスティバル2015』

タイトル　：

水と光と音のシンフォニー

趣　　旨　：

水と緑と大地の豊かなまち小山のシンボルである「思川」を会場に、市民総ぐるみのイベントを開催し、市民の郷土意識を高めるとともに、市内外へ小山を広くPRすることで小山のイメージアップを図り、ひいては商工業の活性化及び観光振興の推進を図ることを目的とし、2日間にわたり盛大に開催する。

主　　催　：

おやまサマーフェスティバル２０１５実行委員会

開催期日　：

7月25日（土）午後3時30分〜午後9時30分（オープニングカーニバル）
7月26日（日）午後7時10分〜午後8時45分（第64回小山の花火）

開催場所　：

7月25日（土）小山市役所西側駐車場・他
7月26日（日）観晃橋下流思川河畔

小山の花火大会は昭和25年(1950)から始まりました。開始当初はお盆に行っていた灯篭流しの際のイベントとして行っていました。以後、多くの方のご尽力により年を重ねるごとに大きな大会へと成長していきました。 昭和44年（1969）と昭和46年（1971）に交通事情の影響により中止となったことを除いて、小山の花火大会は今年で64回目を迎えることができました。

平成3年(1991)には花火大会の40回記念大会として名称を「サマーフェスティバル」と改称、7月末の土日2日間にわたり開催することとし、土曜日には「オープニングカーニバル」、日曜日には「花火大会」を行うこととなりました。

平成9年(1997)からは総打ち上げ数を20,000発としました。この頃から小山の花火大会は多方面において紹介されるようになり、その規模、打ち上げ場所からの近さ、駅から歩いて数分という好立地から、あるメディアにおいて隅田と並び関東一とのお墨付きを頂きました。

平成13年(2001)には21世紀の幕開けと、小山の花火大会が50回目を迎えたことを記念し、大会史上最大となる21,000発の打ち上げと約１ｋｍに及ぶナイアガラ花火を実施しました。

平成23年(2011)には、東日本大震災の影響により中止も検討されましたが、被災地へ夢と元気を届けようというスローガンのもと、花火大会のみを開催しました。

会場・交通規制・駐車場案内

PDF形式でダウンロードできます。ご利用ください。 会場・交通規制・駐車場案内882KB

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当日のご注意

• ※荒天の場合は翌日以降に延期いたします。
• ※当日は交通規制があります。
  　 市内の道路は大変混み合います。また、駐車場には限りがございます。
  　 会場は、駅から徒歩圏内ですので、電車等でご来場ください。
• ※会場内は禁煙となります。ご理解・ご協力お願いいたします。
• ※会場周辺での自転車での走行は大変危険です。自転車の押し歩きにご協力お願いいたします。
• ※前日からの場所取りは、工事の妨げとなりますので当日の朝以降になさいますようお願いいたします。
• ※花火会場周辺におけるドローン等無人飛行機の持ち込み・操縦・飛行等は大変危険ですので固くお断りいたします。